カレント自動車株式会社が運営している輸入車専門の買取サービス「外車王」は、輸入車に関心を持つ105名を対象に、洗車に関する実態調査を行った。
この調査は、2025年9月18日~24日までの期間にインターネット上で実施されたもので、輸入車オーナーの洗車頻度や方法、洗車時に気をつかう点などを明らかにしたものだ。
輸入車オーナーの約8割が「月1回以上洗車を行う」

調査の結果、輸入車オーナーの約8割が「月1回以上洗車を行う」と回答しており、定期的なメンテナンス意識が高いことがわかった。
「月1回程度」が最も多く34.3%、「月1〜2回」が27.6%と続き、ボディコンディションの維持を重視する傾向が見られた。
洗車方法は「自分で手洗いする」が63.5%も

洗車方法では、「自分で手洗いする」が63.5%と最も多く、オーナーの多くが自らの手で丁寧に洗車を行っていることが明らかになった。
ガソリンスタンドなどの洗車機を利用する人は20.2%であり、利便性を重視して効率的に洗車を済ませる層も一定数存在するが、細部の汚れまで確認しながら仕上げたいというオーナーならではの意図があるようだ。
洗車時に最も注意するのは「ホイールの汚れ落とし」

洗車時に最も注意を払う点としては、「ホイールの汚れ落とし」が35.2%で最多だった。
輸入車はブレーキ性能を高めるために高摩擦パッドを採用しているケースが多く、その結果としてブレーキダストが発生しやすい。ホイール表面に鉄粉が付着しやすく、通常の洗浄では落ちにくいため、専用クリーナーやブラシでの入念な手入れが必要となる。
この点が輸入車オーナーの共通の悩みとして浮かび上がった。
また、「コーティングや塗装面への配慮」と回答した人も26.7%を占め、塗装の光沢や防汚性能を維持するために、洗車時の摩擦や薬剤選びに注意を払うようすがうかがえる。
輸入車はボディカラーや塗装品質にこだわりが多く、日常のメンテナンスにおいてもその価値を守るための意識が高いことが分かった。
